眼瞼下垂手術
眼瞼下垂は、見た目の印象だけでなく、視野の狭さや肩こり・頭痛にもつながることがある「病気」です。まぶたを開ける力そのものを整えることで、開きにくさと二重のラインの両方を、機能面から改善していきます。
こんなお悩みはありませんか
「視野が狭くなる病気」でもあります
まぶたを開ける眼瞼挙筋腱膜という薄い膜が緩んでしまうと、自分の意思では十分にまぶたを開けられなくなります。トレーニングで改善することはできません。
症状は見た目の印象だけにとどまりません。視野が狭くなって新聞やテレビが見えにくくなったり、つまずきやすくなったりすることがあります。無意識に眉毛を上げて見ようとするため、おでこのしわが深くなったり、肩こり・頭痛につながることもあります。
こうした機能的な症状がある場合、眼瞼下垂手術の多くは保険診療の対象になります。
加齢だけでなく、生まれつきの場合も
眼瞼下垂の多くは、加齢によって腱膜が緩むことで起こります。また、長年のコンタクトレンズ使用や、目をこする習慣などから、比較的若い年代で同じ状態になる方もいらっしゃいます。
これらとは別に、生まれつきまぶたを開ける筋肉(眼瞼挙筋)が十分に発達していないことによる先天性の眼瞼下垂もあります。子どもの頃から片目、あるいは両目でまぶたが十分に開かず、無意識に眉を上げて物を見る癖がある場合はこちらにあたります。
原因は異なっても、まぶたを開ける力が弱くなっているという点は共通しているため、年齢を問わずご相談いただいています。
手術の考え方
後天性の眼瞼下垂は、局所麻酔による外来手術(挙筋前転術)で、緩んでしまった眼瞼挙筋腱膜を本来の位置にしっかり固定し直します。
手術用顕微鏡なども用いながら、目の開きを左右対称に整えると同時に、二重のラインも自然な形にデザインします。開きと二重を同時に仕上げられるのが、この手術の特徴です。手術時間の目安は40分程度です。
生まれつき筋肉がある程度残っている先天性の下垂であれば、同じように筋肉を短縮して固定する方法(挙筋前転術)で対応できることが多いですが、筋肉の発達が著しく乏しい場合には、筋膜移植などを用いて額の筋肉の力を利用する吊り上げ法(前頭筋吊り上げ術)を検討することもあります。状態に応じて適した術式をご提案します。
術後の経過
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2〜3日目
腫れが最も強く出る時期
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7〜10日目
抜糸を行います
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2週間〜
腫れが少しずつ引き、メイクも再開できるようになります
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2〜3ヶ月
見た目・開きの変化をしっかり実感していただけるようになります
手術について
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手術時間
約40分(片眼あたりの目安)
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麻酔
局所麻酔
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主なリスク
・合併症術後の腫れ・内出血のほか、数%程度の左右差が生じることがありますが、修正が可能です。
まれに、まぶたを開ける力の戻り方に個人差が出たり、下垂の傾向が残る・再発することがあります。経過を見ながら必要に応じて追加のご相談をお受けします。
眼瞼下垂手術は機能的な治療のため、多くの場合保険診療の対象となります(適用の可否は診察にてご確認します)。効果・経過には個人差があり、腫れ・内出血などのダウンタイムやリスク・副作用については、施術前に医師より十分にご説明いたします。
よくある質問
Q.手術時間はどのくらいですか?›
A. 局所麻酔での外来手術で、片眼あたり約40分が目安です。
Q.目の開きと二重のラインを同時に整えられますか?›
A. はい。開き(機能)と二重のライン(見た目)を同時にデザインし、仕上げることが可能です。
Q.ダウンタイムの目安を教えてください。›
A. 腫れ・内出血のピークは術後2〜3日目、抜糸は7〜10日目が目安です。2週間ほどでメイクを再開でき、2〜3ヶ月ほどで変化を実感される方が多いです。
Q.先天性の眼瞼下垂にも対応できますか?›
A. 対応可能です。筋肉の発達が著しく乏しい場合には、額の筋肉を利用する吊り上げ法など別の方法を検討します。