01
成長が落ち着いてから整える
鼻や上あごは、思春期を通して成長を続けます。成長の途中で鼻の形を大きく整えると、その後の成長で形が変わってしまうことがあります。当院では、顔の成長がある程度落ち着く15歳以上の方を対象に、鼻の形の修正を行っています。
02
鼻の土台から整える
唇裂に伴う鼻の変形は、表面の皮膚だけでなく、鼻先の軟骨(大鼻翼軟骨)の形や位置、鼻中隔の曲がり、小鼻の付け根を支える骨格の違いなど、鼻の土台に原因があることが少なくありません。原因を確かめたうえで、軟骨の位置を整えたり、ご自身の軟骨を移植して支えを補ったりして、左右のバランスを整えます。
かみ合わせのずれを伴う上あごの変形については、顎変形症の治療(保険診療)のページでもご説明しています。
03
これまでの治療の経過を踏まえる
多くの方は、乳幼児期から唇や鼻の手術を受けてこられています。これまでに受けた手術によって、傷あとや組織の状態はさまざまです。子どもの頃の手術の記録や写真があれば、治療の参考になりますのでお持ちください。
04
経験に裏打ちされた、骨太な治療計画
唇裂に伴う鼻の変形は、軟骨の位置や形、鼻の土台となる骨格、これまでに受けた手術の影響が重なり合って生じています。院長は、唇裂をはじめとする顔の先天的な変形の治療に長く携わってきました。その経験をもとに、どこに原因があり、どの順番で、どこまで整えるのがよいかを見極めて、一人ひとりに合った治療計画を立てます。
手術でできること・できないこと、仕上がりの見通しまでを率直にお伝えし、納得していただいたうえで進めます。