NOSE / 斜鼻・鼻中隔弯曲症

斜鼻・鼻中隔弯曲症・鼻骨骨折後の変形

鼻が曲がって見える、片側の鼻がつまりやすい、昔ぶつけてから鼻の形が変わった。こうしたお悩みの多くは、鼻の骨や、鼻の中の仕切り(鼻中隔)の曲がりが原因です。形や機能に問題がある場合は、保険診療の対象となります。鼻が曲がっている状態は「斜鼻」、鼻の中の仕切りの曲がりは「鼻中隔弯曲症(鼻中隔湾曲症)」と呼ばれます。

形成外科では、鼻の通りを整えることと、正面や横から見た鼻の形を整えることを、あわせて考えて治療します。

麻酔
全身麻酔
手術時間
3〜4時間程度
入院
1泊〜
斜鼻のイメージイラスト
INDICATIONS

こんなお悩みはありませんか

正面から見ると、鼻が左右どちらかに曲がっている
片側の鼻がつまりやすい、鼻で息がしにくい
以前ぶつけてから、鼻の形が変わった
鼻筋の一部がへこんでいる、または出っ張っている
CONDITIONS

主な病気と状態

気になる項目を選ぶと、内容が開きます。

01

斜鼻

斜鼻の図。鼻筋が中心線からずれて左右に傾いている(右上は内部の軟骨の曲がり)

正面から見て、鼻筋が左右どちらかに曲がっている状態です。生まれつきのものや、成長の過程で生じるもの、けがによるものがあります。鼻の骨と軟骨のどちらが曲がっているかによって、治療の方法が変わります。

WHY PLASTIC SURGERY

形成外科で治療する理由

鼻づまりの治療は耳鼻咽喉科でも行われていますが、鼻の曲がりは、鼻の通りの問題と見た目の問題が重なっていることが少なくありません。

形成外科では、顔の骨格と皮膚を扱う専門家として、鼻の通りを考えながら、正面や横から見た鼻の形もできるだけ整えることを大切にしています。

当院の院長は、大学病院で頭蓋顎顔面外科のチーフとして、顔の骨折や変形の治療に数多く携わってきました。

当院では、篩骨(しこつ)や鋤骨(じょこつ)といった鼻の奥の骨にまで及ぶ曲がりも治療できます。ただし、変形が非常に強く、耳鼻咽喉科との合同手術が必要な場合には、連携する医療機関をご紹介させていただくことがあります。

保険INSURANCE

保険診療について

斜鼻、鼻中隔弯曲症、以前の鼻骨骨折による変形など、形や機能に問題がある場合は、保険診療の対象となります。保険で対応できるものは、原則として保険診療でご案内しています。手術費用が高額になる場合は、高額療養費制度を利用できることがあります。

TREATMENT

治療の方法

状態に合わせて、次の方法を組み合わせます。

01

鼻骨骨切り術

曲がった鼻筋の骨や、ずれて固まった骨を切って、まっすぐな位置に整えます。(鼻骨骨切り術のページ)

02

鼻中隔の矯正

曲がった鼻中隔の軟骨や骨を整え、鼻の通りを改善します。取り出した軟骨を、鼻の形を支える材料として使うこともあります。

骨切りの考え方

鼻の曲がりを整えるときは、鼻骨の骨切りを行います。

骨切りには超音波装置やノミを使いますが、実際に切っている部分は直接見えない状態での操作になるため、道具から伝わる手の感覚が大切で、一定の経験が求められる手技です。

当院では、状態に応じて、近年広く行われている「温存(プリザベーション)」という考え方も取り入れています。

鼻骨全体の山なりの形を保ったまま、鼻筋がまっすぐになるよう全体を移動させる方法で、もともとの鼻の形を活かせるため、自然な仕上がりになります。「鼻筋をもう少し細く見せたい」などのご希望がある場合は、別の骨切りの方法も選べます。

曲がって取り出した鼻中隔の軟骨を再利用して鼻先の形を整えたり、けがの影響で広がった小鼻をわずかに縮めて左右差を整えたりと、ご希望に応じて見た目の調整を組み合わせることもあります。

OVERVIEW

手術の概要

DAY OF SURGERY手術の日

麻酔全身麻酔
手術時間3〜4時間程度
入院1泊〜

RECOVERY回復の目安

  1. 数日
    • お仕事術後数日はお仕事が難しいため
  2. 1週間
    • 固定術後約1週間
  3. 2〜3週間
    • 腫れ・内出血大きな腫れは2週間ほどで落ち着き
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麻酔
全身麻酔
手術時間
3〜4時間程度(内容により異なります)
入院
1泊〜(ご希望に応じて延長可)
固定
術後約1週間
腫れ・内出血
大きな腫れは2週間ほどで落ち着き、細かなむくみは数か月かけて引いていくことが多い
お仕事
術後数日はお仕事が難しいため、お休みの予定を立てておくことをおすすめします

主なリスク・副作用

腫れ、内出血、鼻出血、感染、鼻の曲がりの残り・後戻り、左右差、鼻づまり感の残り、傷あと、においの感じ方の一時的な変化などがあります。

鼻の通りの改善の程度には個人差があります。効果・仕上がりには個人差があり、ダウンタイムやリスク・副作用については、施術前に医師より十分にご説明いたします。

関連する施術:唇裂鼻変形の修正

FAQ

よくある質問

Q.耳鼻科と形成外科、どちらに行けばよいですか?›

A. 鼻づまりだけが気になる場合は耳鼻咽喉科でも治療を受けられます。鼻の曲がりやへこみなど、見た目の変化もある場合は、形と機能の両方を考えて治療する形成外科にご相談ください。当院では鼻の奥の骨(篩骨・鋤骨)にまで及ぶ曲がりも治療できますが、耳鼻咽喉科との合同手術が必要な強い変形の場合は、連携する医療機関をご紹介することがあります。

Q.保険は使えますか?›

A. 斜鼻、鼻中隔弯曲症、以前の鼻骨骨折による変形など、形や機能に問題がある場合は保険診療の対象となります。適用できるかどうかは、診察でご説明します。

Q.昔の骨折でも治せますか?›

A. はい。何年も前の骨折でも、治療に差し支えはありません。骨を切って位置を整える手術や軟骨移植などで治療します。診察で骨と軟骨の状態を確認し、方法をご提案します。

Q.手術で鼻づまりは良くなりますか?›

A. 鼻中隔の曲がりが原因の場合は、改善が期待できます。ただし、鼻の粘膜の腫れやアレルギーなど、ほかの原因が重なっている場合もあるため、改善の程度には個人差があります。

Q.入院は必要ですか?›

A. 手術は全身麻酔で行い、1泊以上の入院となります。ご希望に応じて入院期間を延ばすこともできます。

Q.仕事はいつから復帰できますか?›

A. 術後数日はお仕事が難しいため、お休みの予定を立てておくことをおすすめします。固定(術後約1週間)の間はテープやギプスが見えます。お仕事の内容に合わせて、診察時に目安をご案内します。

COLUMN

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