EYES / 目の下のクマ・たるみ

目の下のクマ・たるみ

「クマ」とひとことで言っても、寝不足でできる一時的なくすみと、加齢によって生じる構造的なふくらみ・影とでは、原因も対処法もまったく異なります。当院では、まずその見極めから丁寧に診察したうえで、必要な方には手術による根本的な改善をご提案しています。

目もとの施術イメージイラスト
INDICATIONS

こんなお悩みはありませんか

  • 目の下がふくらんで見える
  • 目の下に影ができて、疲れた印象に見える
  • 骨に沿って凹んで見える(陥凹タイプ)
WHY IT MATTERS

「ふくらみ」と「影」は表裏一体

下まぶたの奥には、眼球を支えるクッションの役割を果たす眼窩脂肪があります。年齢とともにこれを支える膜(眼窩隔膜)が緩むと、脂肪が前方へ押し出され、下まぶたのふくらみとして現れます。

このふくらみのすぐ下には、骨と皮膚の境目にあたる溝ができやすく、そこに影が落ちることで「クマ」として見えるようになります。つまり、ふくらみと影の多くは同じ変化のふたつの現れ方であり、ふくらみだけ、あるいは影だけを整えようとしても、不自然さが残りやすいのが実情です。

CAUSES

手術が向く「クマ」・向かない「クマ」

クマの原因は一つではありません。寝不足や飲酒、血行不良による青黒いクマは、生活習慣の見直しや睡眠でも変化しますし、色素沈着による茶色いクマは、手術よりも美容皮膚科的なケアが適していることもあります。

一方で、脂肪のふくらみと影による「青黒く見える・触ると凹凸がある」タイプのクマは、生活習慣を整えても大きくは変わりません。これは加齢だけでなく、比較的若い方でも、生まれつき眼窩脂肪の量が多い方や、骨格的に頬の高さが低い方に見られることがあります。ご自身のクマがどちらのタイプに近いか、まずは診察でご確認いただくことをお勧めしています。

SURGERY

手術の考え方

手術では、下まつ毛のきわを切開し、飛び出している眼窩脂肪にアプローチします(脱脂)。当院では、まぶたの内側を切開する経結膜アプローチではなく、この皮膚側からの切開によって行っています。ここで大切にしているのは、単純に脂肪を取り除くのではなく、「減らす」と「埋める」を組み合わせる考え方です。ふくらみの原因になっている脂肪を適量減らしつつ、その一部を影になっている溝の部分へ移動させて平らに近づけることで、ふくらみと影の両方を同時に整えます。

脂肪を取り除くだけでは、かえって皮膚がしぼんで見えたり、凹凸が目立ってしまったりすることがあるため、この配分の見極めには特に注意を払っています。皮膚のたるみが強い場合には、余った皮膚の切除や引き上げを組み合わせることもあります。手術は手術用顕微鏡を用いたマイクロサージャリーで行い、出血や組織への負担を抑えながら進めます。

ふくらみがあまり目立たず、むしろ骨に沿って凹んで見える「陥凹(かんおう)」タイプの方には、脂肪を取り除くのではなく、脂肪を足して平らに近づける方法が適していることもあります。見た目が似ていても原因やアプローチが異なるため、診察で丁寧に見極めたうえでご提案します。

RECOVERY

術後の経過

  • 〜2日目

    腫れ・内出血が出やすい時期。冷やして安静に過ごします

  • 3日目〜

    冷却から温めるケアへ切り替え、血行を促して回復を助けます

  • 1週間前後

    抜糸を行います

  • 1ヶ月〜

    腫れが落ち着き、脂肪が馴染んで自然な陰影に近づきます

PROCEDURE DATA

手術について

  • 麻酔

    局所麻酔

  • 主なリスク
    ・合併症

    血腫、皮膚のひきつれ、感染、結膜の腫れなどが生じる可能性があります。うつむく姿勢が続くと腫れやすくなるため、術後しばらくは姿勢にも気を配っていただきます。

    移植した脂肪はわずかに吸収されることがあるため、仕上がりの経過は1年ほどかけて丁寧にみていきます。左右差が気になる場合は、状態を確認のうえ修正をご相談いただけます。

料金の詳細は「料金一覧」ページをご覧ください。自由診療のため保険は適用されません。効果・仕上がりには個人差があり、腫れ・内出血などのダウンタイムやリスク・副作用については、施術前に医師より十分にご説明いたします。

FAQ

よくある質問

Q.クマには必ず手術が必要ですか?

A. いいえ。青黒い・茶色いクマなど生活習慣由来のものは、手術ではなく美容皮膚科的なケアが適している場合もあります。

Q.手術ではどのようなアプローチをしますか?

A. 脂肪の「ふくらみ」を減らすことと、影になっている溝へ「埋める」ことを組み合わせてアプローチします。陥凹が強いタイプには脂肪を足すご提案をすることもあります。

Q.傷は目立ちますか?

A. 下まつ毛のきわを切開しますが、外からは目立ちにくい位置です。1週間前後で抜糸します。

Q.効果はいつ頃安定しますか?

A. 1ヶ月ほどで自然な陰影に落ち着いていきますが、最終的な仕上がりの評価には1年ほどかけて経過を見ます。